こんにちは、ついに雪ふりましたね、昨日は朝から底冷えする寒さでしたが、午後からちらほらきたなと思ったら、夜に掛けふりだしました!あいにく積雪は、道路にはほとんど残りませんでしたが、朝は凍結箇所も多少あり、交通渋滞が頻発してました。

日中は、日差しもありましたが気温もほとんどあがらず、さむ~い1日でした。

そんな中、お仕事の方、大変でしょうが今年も残りわずかです、お互いがんばりましょう!!

今回のご紹介するのは、初のお取引で、ご依頼のS様よりこんなお車をお預かりいたしました。

ロータリーエンジン車第1号のコスモスポーツの名を受け継ぎ、誕生したのが高級スペシャリティーカー、コスモAP。アメリカ市場を強く意識した斬新なスタイルで、センターウインドウを持つ2ドア・ピラード・ハードトップ、縦ラインのラジエーターグリルなど、鮮やかな赤のイメージカラーと共に、発売当初から大きな脚光を浴びた。CMには大人の雰囲気を持つ宇佐美恵子氏を起用。

 登場は第1次オイルショック直後の1975年。時代の要請に応え、高い動力性能と低燃費を両立。また他社に先駆け、見事に51年排ガス規制をクリアさせたことなどからAP(アン チ・ポリューション=公害対策)を冠した。


初代コスモAP

 高級車であったにもかかわらず、発売して半年弱で累計販売台数が2万台を超えた。
そして、デビューわずか3ヶ月後の1976年始めに、コスモAPは、モーターファン誌の「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。極めて短い期間でその優秀性が認められた。1977年には、ランドウトップというレザー張りの屋根を採用したコスモLを追加し、高級感をさらにアピールした。

兎に角、私と同年代すぎて、存在すらわかりませんでした!

施工前

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大きく割れ、中のウレタン部も、劣化している事がわかります。

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各所割れ、細かいヒビ割れ、特にダッシュボード上面が想像以上に酷く硬化しており、紫外線により変色かなり手強い相手!?

もちろん、年式が年式だけに部品供給が無いとのことで、当店に依頼がありました。

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施工方法は、色々検討しましたが、今回はいつもと違う方法をとりました、劣化で割れてしまっている箇所は、出来ることなら取り除きたいところですが、そうはいかないのが旧車、必要最小限に抑えての施工にかなり難儀しましたが、なんとかここまでは仕上げる事ができました。

施工後

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今回は、オリジナルのカラーが、ダッシュボード下側部分のみでの判断で調色しオールペイントして仕上げております。

作業終了し、S様と工場まで納品です。

リペア部分の確認していただくのととともに、ちょっとお車を、見せていただきました。

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脱着は、S様にやっていただいたので、苦労の痕が見てとれます。おそらく取り付けも取り外し以上に大変かと思いますが、よろしくおねがいします。

S様、ご依頼ありがとうございます、またのご依頼おまちしております。

ダッシュボード修理は、是非ISSEYまで、おまちしております。

いつもご覧いただきありがとうございます。